学会案内
学会名 | 関東都市学会 |
---|---|
英文学会名 | Kanto Society for Urbanology |
会員数 | 133名(2022年度末時点) |
所在地 | 〒236-8501 神奈川県横浜市金沢区六浦東1丁目50-1 関東学院大学社会学部 小山弘美研究室内 |
事業内容 |
|
会長挨拶
会長就任にあたり、一言でいえば「コロナの時代」から今日に至る関東都市学会の事業・活動を自分なりに振り返ってみたいと思います。
前会長のもと、新型コロナウイルスの蔓延が、私たちの日常生活・経済活動に多大な影響を及ぼし、都市なるものの本質である「集積性」、「流動性」、「多様性」を直撃し、都市の脆弱性が露見しました。この様な社会状況のなか学会としてどう対峙しうるのか、そしてこれを都市学の枠組みにおいてどう論じていくことができるのか、という問いに対し2021年度を中心に、新型コロナウイルスの蔓延が都市やその研究に及ぼす影響に関する検証を重ねてきました。
一方、都市や地方との関係において「コロナの時代」をポジティブに捉えれば、これまでもリモートワークやこれを踏まえた郊外・地方居住などがフォーカスされてきましたが、生活スタイルの多様化・個性化や、ICT・AI技術の進歩に伴うDXの普及、働き方改革などを背景に社会生活の変化が早まったとも言えます。
都市と地方との関係性を、社会生活様式、行動様式の時代変化を背景に、定住人口だけでなくいわゆる交流人口や関係人口の視点から評価しようという流れも一層進んでいるかに思えます。
また、都市・地方の構造やそこに暮らす人々の幸福感、ウェルビーイングなどに対する洞察も必要になり、都市を論じるうえで研究者、実務者の垣根を超えた交流と活発な議論が不可欠になったといえます。
上述したように本学会は都市を多角的に学際的に論じる場です。そこには研究者・教員だけでなく、行政職員や各界の実務家、NPO・NGOなどの活動者など、多彩な人々が参画し多くの分野にまたがって議論が展開されます。私も実務者・研究者として参画しています。
都市を学際的・総合的に研究したいという皆様にとって、関東都市学会が、研究・実務への知的刺激の場として、学会「大会」での研究報告の場に加えて、年に数回の研究「例会」において報告登壇の機会を設定しています。例会・大会で報告すると、学会誌『関東都市学会年報』(査読誌)へ投稿することができます。学会誌は学会誌編集委員会によって編まれ、投稿論文の査読体制が整えられています。編集委員会は研究活動委員会と協働して学会での諸議論の成果を刊行しています。
是非、皆様の参画をお待ちしております。
2023年5月
関東都市学会会長
熊澤健一
役員一覧
○ 関東都市学会役員名簿 (2023年5月~2025年5月) (*は常任理事)
会長 熊澤健一 日本都市学会担当
副会長 *西野淑美(東洋大学) 日本都市学会担当、研究活動委員
理事 石神裕之(京都芸術大学) 論集担当理事(=編集委員長)、研究活動委員会オブザーバー
理事 伊藤雅一(茨城大学) 研究活動委員(副委員長)
理事 *浦野正樹(早稲田大学名誉教授)
理事 *大矢根淳 (専修大学)
理事 金子憲(東京都立大学) 研究活動委員
理事 河藤佳彦(専修大学) 事務局
理事 川副早央里(跡見学園女子大学) 研究活動委員
理事 熊田俊郎(駿河台大学名誉教授) 日本都市学会担当
理事 *小山弘美(関東学院大学) 事務局担当理事(=事務局長)、研究活動委員会オブザーバー、編集委員会オブザーバー
理事 申惠媛 (宇都宮大学) 編集委員
理事 *土居洋平(跡見学園女子大学) 日本都市学会会務担当理事、編集委員、研究活動委員
理事 野坂真(青森公立大学) 事務局、編集委員(副委員長)、研究活動委員オブザーバー
理事 *平井太郎(弘前大学) 日本都市学会会務担当理事、編集委員、研究活動委員
理事 *松橋達矢(日本大学) 研究活動担当理事(=研究活動委員長)、編集委員会オブザーバー
理事 山本匡毅(成城大学) 事務局、研究活動委員
理事 *米本清(高崎経済大学) 研究活動委員
幹事 中川雄大(國學院大學) 日本都市学会大会運営補助
監査 戸所隆(高崎経済大学名誉教授)
監査 後藤範章(日本大学)
(注記)
・日本都市学会担当(関東選出日本都市学会理事):熊澤健一、熊田俊郎、西野淑美
・日本都市学会会務担当理事:土居洋平、平井太郎
・学会事務局を関東学院大学社会学部小山弘美研究室に置く。
・委員会間の連携を図るために、編集委員長は研究活動委員会に、研究活動委員長は編集委員会に、オブザーバーとして出席する。また、事務局から1名以上が、研究活動委員会にオブザーバーとして出席する。
・2023年度日本都市学会大会担当:平井太郎、山本匡毅、中川雄大
(参考)
・理事・幹事以外の編集委員:野村朋弘
・理事・幹事以外の研究活動委員:高岡文章、野村朋弘、吉田和広
※ 必要に応じて委員は増員されることがあります。
学会会則
トップページ
都市研究の普及・促進をめざし多様な人々が集う学会 昭和28年創設の日本都市学会と深い連携をもつ、関東地方を基盤とする学会です。 都市化が進み発生する多様な都市問...
続きを読む過去の学会活動の記録
関東都市学会としては、1964(昭和39)年5月の設立以降、長年にわたり学会活動が続けられてきました。当ページでは、その経緯を記録した資料の一部を掲載します。■旧関東都...
続きを読む関東都市学会年報への投稿
関東都市学会では毎年度に1回『関東都市学会年報』を刊行し、会員が執筆した自由投稿論文(査読付)や大会の特集論文等を掲載することで、会員の研究成果や学会の活動成果を広く社会に発信...
続きを読む関東都市学会ニュース
関東都市学会では毎年度に4回、ニュースレター「関東都市学会ニュース」を発行し、全会員へ配布しています。「関東都市学会ニュース」では、大会や研究例会のご案内、理事会や総会のご報告...
続きを読む入会案内
関東都市学会(及び日本都市学会)入会のご案内 日本都市学会は、昭和28年に創設されました。当時、都市化が進み、多様な都市問題が発生し、それに対応する処方箋が関係各方面か...
続きを読む関東都市学会とは
学会案内 学会名関東都市学会英文学会名Kanto Society for Urbanology会員数133名(2022年度末時点)所在地...
続きを読むお知らせ
お問い合わせ
お問い合わせいただきました内容は、入力者様の同意なく第三者に開示・提供することはございません[contact-form-7 id="04280ca" ...
続きを読むサイトマップ
お気軽にお問い合わせください。お問い合わせは、eメールか、お問い合わせフォームからお願いします。
お問い合わせ